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2011年12月31日
  焙煎人が、子供たち3人を連れ、東京の実家に行っている。例年は、僕も行くのだが、今年は、生後3週間の子犬が5匹いるので、留守番をしている。独りの年越し。
 僕には、考えなければならないことが、たくさんある。普段、考えることができない。独りである時間は、眠ってしまうからである。
 で、このチャンスに、考え始めようと企てて、今、キーボードに向かっている。まずは、何を考えねばならないのであったか、考えねばならない。

 今年は、僕にとっては、多くの人々にとってもそうであると思われるけど、インパクトの大きな一年だった。地震と津波と原発と。それにまつわるもの。陰陽でいうと、極陰なのではないだろうか?今、この島は。なんか、個人には到底逃れることのかなわない力で流されてゆく。決壊の始まり。無理の破綻。そして、自然の力によって、無理のない人間の暮らしが、またいずれどこかで細々と始まる。バランスは回復される。いずれ。

 その中で、決壊のフルコースを如何に泳ぎきるか?予測は当てにできない。僕にできることは、覚悟を決めるだけである。最善を尽くすしかない。

 僕の目的は、一つである。家族が、笑いを保ちながら生きていけることである。
この目的を現時点で簡単に満たすためには、もっとお金が必要である。
稼がねばならない。

 稼ぐために、今まで、いろんな仕事をしてきた。自動販売機の工場は、6月末でやめた。僕が多少でも、笑えない限り、焙煎人も笑わないし、そうなると、子供たちも笑わない。当たり前だけど。震災のあと、あの工場では、もう働けなかった。自動販売機製造組み立てライン。

 で、コーヒーで稼ぐことにした。ちょっとおんぼろなフォルクスワーゲンのレイトバスを買った。移動カフェ。改造して、喫茶店営業許可も取った。群馬県一円(前橋市、高崎市を除く) 。新年から、稼働する予定。出店場所や曜日と時間。これを考えて動いて決めなければならない。週末はイベント出店をこちらから探してまでやる必要があるだろう。請われてもいないところに行くということだ。できれば、請われて出店したい。誰でもそう思うと思うが。誰か、請いてください。喜んで出かけます。集客能力は、ないです。良いことと言えば、ちょっと濃い、あまり他では飲めないであろうコーヒーが飲めます。旨いかどうかは、好み次第でしょう。僕はたいてい旨いと思っています。

 僕の目論見によると、前橋、高崎、桐生の数カ所を、曜日と時間を決めて営業。コーヒー飲むだけでなく、物販も。石橋さんの米と野菜。すぎな農園のたまご。秋山さんの小麦粉。サンデールームさん、imaさん、ジャムねこさん、トンボベーカリーさん、ワンネスさん、百姓家カフェさん、木曽のbaseさんたちのパンやお菓子。モンスーンドーナツさんのドーナツ。少しずつ、売れるだけ、仕入れて売りたい。お薦めの調味料、油。果物。おいしい島豚。鶏肉。米沢牛。漬物。注文をとって、毎週その場で受け渡し、って感じが理想的。薦めたいおいしいものだけを売りたい。本も売りたい。黒いTシャツと青い人生相談。共存の諸相。甦れ!天然農法。食生産の原理。ベルゼバブの孫への話。注目すべき人々との出会い。積み切れない。

 初めての事なので、ぼちぼち試しながら営業していきたい。
 
 まずは、移動カフェとして、1月は、15日はサンデールームの日曜市以外空白。お誘いがあれば、県内一円。あー、まずは、前橋と高崎の営業許可を取らねばね。仕事初めはこれ。それから、サンデールームさんの駐車場で出店できるかも。お誘いというか、差し伸べられた救いの手です。ありがとうございます。業界(移動販売車業界)では、出店場所の確保が「営業」と呼ばれるらしい。で、ご想像のとおり、簡単ではない。ここで、苦労するらしい。その苦労をすっ飛ばし、「ここでやってみれば。」と。ありがたいことです。

 お正月が明けたら、前橋の営業許可申請と、サンデールーム駐車場での営業日と営業時間を決められるように、相談をする。さらに、「営業」して、kaffa-busの稼働日を増やしてゆく。1月、何日稼働できるか?あー、「稼働」だって、ラインみたいでいやだな。ラインと違うのは、コーヒーを淹れるのが仕事ということ。
何日稼働しようが、IT IS MY PLEASURE!

 kaffa-busとkaffa本体、2012年、どうなるのかな?よろよろと、ぎくしゃくと、何とか、走れたらいいな。笑顔でね。

 そう、最後になったけれど、言葉では伝えきれない感謝を、皆様に。今年、kaffaにお付き合い頂いて、本当にありがとうございました。2012年も、どうか、よろしくお願い致します。

 自分が笑えなきゃ、家族も笑えない。家族だけ笑えることはない。ともだちが、周囲の人々が、生き物たちが、笑えなきゃ、自分も家族も笑えない。自分が、家族が笑うために、見知らぬ誰かを泣かしている、のではないだろうか?世界を見れば、明らかではないだろうか?僕は、フェアではないところに、安住していたいのではないだろうか?僕と、エチオピアや、東チモールの森林に暮らす人々の労働は等価だろうか?そのアドバンテージをすすんで捨てられるだろうか?それは、実際、今、この地で、暮らしている僕の家族の暮らしをどう変えることになるのか?子供を私立大学に入学させることは、フェアだろうか?インターネット環境や、コンピューター、iphone、車2台。半分失業者。生産的な活動をいくつか、ふうふう喘ぎながら、借金の返済を繰延ながら、それらを所有し、電気を使い、ガスを使い、薪を燃やしまくり、うまいものを食いまくる。フェアでは、ありえない。故にそれを捨てされるか?どこまで捨てられるか?僕は可能な限り、このアドバンテージを享受しようとする。可能な限りとは、どこまでの贅沢を僕は僕に許すだろう。子供たちが望み、僕と焙煎人が許容する教育サービスを買う贅沢?
たまに、家族で海外旅行ができる贅沢?新車を買う?借金を完済する?これだ。そこまでの搾取を僕はするだろう。エチオピアや東チモールの人たちの労働と僕の労働の金銭的な価値の差を利用するだろう。可能なら。

 これは、明らかに、道理に反している。それ故、終わる。緊張が破れる時が来る。その時にじたばたしないことだ。

 最終的に、最初的に、動物は食わねばならない。人間は、まず食料を生産せねばならない。衣食住を生産せねばならない。かなりの重労働であることは簡単に想像できるだろう。

 先進国の国民であることは、自分と家族の生存に不可欠な物資を手に入れるためのコストが、非常に安いということが言えるんではないかと思う。・・・・・・僕には、これを、自発的に捨て去ることはできそうにない。

 僕がこんなんで在るから、原発があり、戦争があり、TPPがあり、遺伝子組換えがあり、天下りがあり、憎しみがあり、殺しがあり、騙しがあり、脅しがあり、差別があり、貧困があり、利権があり、自然の破壊があり、他の生命の絶滅があり、ありとあらゆる暴力がある。

 言えることは、僕ができるのは、今のところ、それらの暴力に対して、それらに気づいた時点で、僕の贅沢の幾つかを放棄することによってそれを減じることができるなら、喜んで差し出す覚悟をもつ。タバコもやめられないオッサンが偉そうなこと言っちまった。偉そうだけど、内容は、恥ずかしいよね。いい大人が・・・って感じ。

 衣食住が、集落や周辺で自給自足できるくらいの規模の経済が、理想的。電気はなくても。機械が無くても。原始的かね?冬をどう越すのか。暖房は薪だけ。チェーンソーなんて無い。おそらく、狭い空間を最小の薪で暖めることになるだろう。たぶん、寒いだろう。不便だろう。一方、全て手作りの衣食住。贅沢。自然栽培の野菜と穀物。山の幸。海の幸。うまいよ。テレビも映画もない。退屈かね?今より退屈かね?その時、コーヒーは、とてつもない手の届かない飲み物だろうね。ここでは。そのかわり、天然のお茶、ハーブ類があるのだが・・・。それは旨いに違いないのだが・・・。僕は、まだ、コーヒーを飲んでいたい。ここで。不健康にも。道理には反していても。できるなら、暖かく過ごしたい。映画も観たい。芝居も観たい。ライブも行きたい。道理に反するにしても。

 もうすぐ、2011年が終わります。

 ブログの久しぶりの更新を焦るばかりに、だらだらと書いたものをよく吟味もせずに公開することになりそうで、少し、ヒヤヒヤしています。

 道理に反していても、原発は必要だ、ということと、道理に反していてもコーヒーが飲みたいというのと、本質的に違うか?違うと思いたい。大きな違いは一つある。コーヒーは植物。おいしい。廃棄物も綺麗。環境に迷惑をかけない。自然な農産物だもーん。

 来年は、原発から撤退する方向が決まって欲しいと切に願います。震災で亡くなられた多くの人々のご遺族の悲しみが、多少なりとも、薄らぎますようにと願います。
 バランスを回復する動きが、なるべく無理なく、起こりますように。

 皆様、ひとりひとりにとって、よい年になりますよう、祈ります。ありがとうございました。
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遅くなったけど、
祝!ブログ復活。

移動販売、面白そうだね。俺も、興味あって本何冊か買ったことがある。でも読んでない。という程度なんだけど。今、思い出したけど、移動絵本屋さんの可能性を探していたような・・・。幼稚園のお迎えの時間になるとなぜかいつもいて、子どもがなついているので、親が無視できないので、どうしても、月に何冊か買う羽目になってしまうとか。
あと、公園とかの読み聞かせの名物おじさんになって、昔、紙芝居屋さんが飴を売ったように、本を売りつけるとか。まあ、飴でもいいけど。老人に本を読み聞かせて、売りつけるとか・・・。
君だったら、きっと、なんらかの斬新なエンターテイメントを組み合わせた移動珈琲販売を編み出して、関東一円の名物になると思うよ。
そして、たぶん、俺の本もたくさん宣伝してくれるはず。
from. outsidervoice | 2012/01/08 01:12 |
巻ストーブの件だけど、灰でそんなに数値が高くなっていないところを見ると、多少表面を落とすだけで、随分数値が違ってくると思うけど、簡単に、ざっと表面を落とす方法ないの? 樹皮だけでいいんじゃyないかと思うけど。
from. outsidervoice | 2012/01/08 12:34 |
outsidervoice様
コメントありがとう。
移動販売、どうなることか?何のアイデアもまだないんだ。まあ、好きなことだから、続けていければ、何とかなるだろう、何とかなってほしい。頑張ります。

薪の件、樹皮だけ集めて測ってみたけど、同じなんだよ。まあ、シンチじゃないので、はっきりしない。今度、友達のシンチを借りて、きちんと測ってみようと思っている。

知り合いの家の薪ストーブの灰は、1マイクロを超えるらしいから、0.35は、大したことないのかなあ、と希望的観測に甘えて、燃やしてる。
from. kaffa | 2012/01/10 09:32 |
その数値なら、もしかしたら積極的に灰にする方がいい場合もあるかもね。

そこいら一帯の放射性物質が、非常にゆっくりと減っていくわけだけど、その間、全体としてどう集積したほうがいいのか、あるいは、どう拡散したほうがいいのか、という選択肢で考えていくとしたら、体積が小さくなった灰になった時点で埋めると決めておくのが一番いい、というようなこともありえると思うんだよね。大気への拡散を考慮しても。積極的に灰にするという考え、可能性としてないのかなあ。

今思いついたこと、そのまま書いているんだけど。

移動販売放浪記、期待してます。
from. outsidervoice | 2012/01/10 14:16 |
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